小さな脳は考えてるのかな

昔、虫の脳みその仕組みに興味を持ったことがある。あんな小さな脳みそで、虫はけっこういろんなことができる。エサを捕ったり、異性を見つけたり。


興味を持ったきっかけは、昆虫の脳みその仕組みについてのインタビュー記事だった。


よく言われることだけど、昆虫の脳は機械に近い。それも単純な機能の組み合わせで多様な能力を発揮できるようになっていて、理想的な機械といってもいい。


インタビュー記事の中でも触れられているけれど、昆虫の脳が機械に近いんだとすると、昆虫は"意識"を持っているんだろうか?お腹がすいた、暑いとか考えているんだろうか。もしかしたら昆虫は単に外界からの刺激に多様に反応するだけの物体にすぎないんじゃないだろうか。

昆虫の脳の仕組みを知れば知るほどそう思えてくる。

昆虫―驚異の微小脳 (中公新書)

昆虫―驚異の微小脳 (中公新書)


昆虫が意識を持っているんだとすると、ロボットも意識を持てるんじゃないかと思える。ロボットが意識(自我といってもいい)を持てるかどうかはけっこうポピュラーなテーマで、いろんな映画や小説なんかに出てくる。攻殻機動隊タチコマも「自我を持ったのではないか?」と思わせるシーンがある。ぼーくらはみんなーいーきている〜♪


探してみるとこんな本が出ている。購入候補に追加。

ロボットは心を持つか―サイバー意識論序説

ロボットは心を持つか―サイバー意識論序説

ロボット・意識・心 (現代理工学大系)

ロボット・意識・心 (現代理工学大系)


自分の積ん読を見渡してみると、以下の3冊があった。

ロボットの心-7つの哲学物語 (講談社現代新書)

ロボットの心-7つの哲学物語 (講談社現代新書)

シェーキーの子どもたち―人間の知性を超えるロボット誕生はあるのか

シェーキーの子どもたち―人間の知性を超えるロボット誕生はあるのか

スピリチュアル・マシーン―コンピュータに魂が宿るとき

スピリチュアル・マシーン―コンピュータに魂が宿るとき

「スピリチュアルマシーン」はビル・ゲイツスティービー・ワンダーがコメントを寄せていたので買ってみた記憶がある。