日記を終わらせるにあたって

この日記を閉じるに当たって、あとがきを。これがこの日記の最後の投稿になります。最後にいろいろとぶちまけておこうと思います。いつもと違ってオチはありません。いつもオチがあったっけ?というツッコミ無用で続けます。


それでは大真面目にレッツゴー!(←すでに真面目じゃない)(←隊長風)

この日記を書いていた理由

この日記を続けてきたのには、もちろん理由があります。いろんな理由がありました。でも、5年間を通じてくすぶり続けていたのはたった一つの理由でした。


sa10kazuさんがコメントしてくれました。「役割とは自ら決めるものとは限らないのではないか」と。私も確かにそう思います。そう思い続けて、この日記を続けてきました。
私が何を書こうと、私がどう考えようと、この日記から何を得るかを決めるのは読む人たち自身です。そこに私は手出しできません。事実、私の日記を読んだ人たちから寄せられる反応はほとんど私の予想を裏切るものばかりでした。
ならば、すべて並べ立てようじゃないか。後は検索するなり順番に読むなりして、好きに使ってくれ、と思いつつ日記を続けてきました。
毎日、この日記にはGoogleYahoo!などの検索サイトから数十人の人がアクセスしてくれていました。お役に立てたかどうか、楽しんでいただけたかどうか、そんなところまではわかりませんが。


何が人の役に立つかわかりません。人が何を楽しむかなんてわかりません。だからこそ、私はこの日記を通じていろんなものをネット上に置いてきました。

こんなくだらないことで悩んでるヤツがいると安心するのも結構、こんなバカなことを楽しんでいるヤツがいると嘲笑うのも結構。
私はこの日記を、どこかのだれかが消費してくれるのを信じて、続けてきました。

サブタイトルの意味

この日記には「腸をぶちまけて死ぬのだ。」というサブタイトルがついていました。

おそらくこの意味を理解している人はいないと思います。誰にも言ってないし。「なんでそんなになんでもかんでもネットで公開しちゃうの?意味わかんねー。」と言われたこともあります。ねぇ、Yassさん。


先立っても書きましたが、人が何を必要としているかなんてわからないんです。だから私はほとんどフィルタをかけずにこの日記にぶちまけてきました。栄養か毒かを決めるのは読む人だと信じて。


普通、腸なんて気持ちの悪いものですが、それでも喜ぶ人はいるかもしれません。私の価値判断ははさまずになるべくなんでもぶちまけてしまおう、そう思ってつけたサブタイトルでした。


よく聞かれたことなんですが、他人がドン引きしてしまうようなことでも、すごくつまらないネタでも日記に書いてきたのは、そういう理由からなんです。

この日記を辞める理由

メンドくさくなったからじゃありません。(笑)


事実、このあとがきを書いている最中も「"新・俺様何様"とか"俺様何様II"とか言って続けるとウケるな。いや"新・俺様何様II"でいくか??」なんて考えてしまっています。


ここ数週間、ずっと悩み続けていました。何を悩んでいたかはとても辛気臭いのでまた別の場所に書きます。非常にうっとおしい内容なので数日で消しますけど。読みたい人だけ読んでください。


悩み続ける過程で、私は自身の中にいろんなものがあることに気づきました。そしてそれをまったく外に出せていないことにも。一生懸命、日記を通じていろんなものを吐き出し続けていたつもりでしたが、ただ垂れ流しているだけで何も産み出せていなかったようです。私の技術が不足しているんです。


ここ数年間、私は内面を磨くことに専心してきました。しかし、それをまったく活かせていない自分にビックリしたんです。


Σ(・∀・;)(←やっぱり真面目にできない)


しばらく、自分の表現力を磨くことに集中しようと決めました。今まで通り日記を書き続けて小出しにするよりも、しばらく外部に自分を漏らさず、練り上げていくことを最優先にしたいのです。

休止という選択肢もありましたが、おそらく今度何かを外に出すときはまったく違う方法、形になります。それならここで「俺様何様」は終わらせてしまおう、実質的に終わっているのだから、と考えました。


これがこの日記を終わらせる、そして役割が終わったと宣言した理由です。




寄生獣」のミギーが最後に言っていました。「ここにある材料だけでやってみたくなったんだ」と。私も今、その心境かもしれません。



何人かの方から、「そんなに難しく考えなくても、ゆる〜く生きればいいじゃない」とアドバイスいただきました。私も一時期、そう思ってゆる〜く生きようとしてみましたが、ダメでした。余計にストレスがたまるんです。性分ですから、どうしようもないですね、これは。

これからどうするのか

私にもわかりません。


自分の本性に忠実に生きてみます。


実は私の本性を一番知らないのは私自身です。だから「これからどうするの?」と聞かれても答えられないのです。


謝辞

「最終回」を書いた後、いろんな人から心配していただきました。ありがとうございます。自分は意外と愛されてたんだな、と実感できました。


5年分の日記を読み返してみました。この日記をやってきて、本当によかったと心から思えました。


もうこの日記が更新されることはありませんが、これまでに読んでいただいた時間と手間よりも大きなものを渡せていたらうれしく思います。


みなさん、本当にありがとうございました。