オペラ初体験
Rさんが舞台監督をやっているという縁でチケットを譲ってもらい、オペラを見に行きました。もちろん教養ナッシングなオレはオペラ初体験。どうだまいったか。
主催はVivava Opera Company。演目は「デイダミア」という、日本では公演されたことのないヘンデル作曲のもの。
演目やらストーリーやらはVivava Opera CompanyのWebサイトをごらんください。オレなんぞが説明するより、よりわかりやすく詳しい説明があります。
一人で初体験する度胸がないのでtarohe氏とsa10kazu氏を道連れにしました。sa10kazu氏は奥さんをお連れくださり、総員4名の大所帯に。
なにせ初体験ということもあってビクビクしていたのですが、眠くなることもなく、退屈なこともなく、意外な発見の連続でした。事前にもっていたオペラへの先入観は見事に砕け散りました。
まず、現場の緊張感、臨場感の中で眠くなるにはよほどの睡眠不足が必要です。個人的には初めて肌で感じるオーケストラの音が新鮮でした。耳だけで聴くのとは訳が違います。
そして演者の中でも谷村由美子さんという方の声は人間業ではありませんでした。目をつぶってしまうとどこから聴こえてくるのかわからないほど広がる声。そして聞き取りやすい発声。耳を完全にふさいでも響いてきてしまうのではないかと思えるくらいの響き。オレの中で一つ、何かが壊れました。
オペラ終了後は4人で焼鳥屋に行き、本日の反芻を。いや、たわいもない話で笑いあってただけのような気もしますが。
オペラに初めて出会い、sa10kazu氏の奥様にも初めてお会いし、いろんなものを吸い込めた一日でありました。