知識がないがために

19日午後、山形県西川町内の県道でカーブを逸脱したワゴン車が崖から転落し、乗っていた8人のうち、1人が骨折で重傷、他の7人が軽傷を負うという事故が起きた。運転していた63歳の男性は「ブレーキが効かなかった」と供述しているが、警察では男性の運転方法に問題があったとみて、さらに詳しく事情を聞いている。


確かに電気系統を切ってしまうと、車って制御できなくなるよな、よく考えれば。当然ブレーキもきかない。でもこれって自動車の構造的欠陥だと思えなくもない。安全性を考えれば、速度が出ているときにブレーキをきかなくできるということ自体、ちょっとおかしい。


さらにこの事故のニュースを読んで、つくづく無知とは怖いと思った。


以前、何日もかけて動作確認して納品間近というところまでこぎ着けたシステムを、無知な人にすっかり消されたことがある。

残るは次の日にお客さんに納品確認してもらうだけという状態になっていた。そこでプロジェクト管理者のM氏は「バックアップを取らなければ」と思ったらしい。ハードディスクをまるごとMOにコピーした。そしてそのコピーが有効かどうかを確認するために、なんとハードディスクをすっかりフォーマットしてしまい、MOからコピーして復活させようとしてくれた。もちろんシステムが復活するわけもない。

納品日に予定通り納品できるはずが最後の1時間で状況は一転し、メンバー全員が徹夜の連続、納品は一週間遅れという地獄に変わった。



北海道への出張のときのこと。S氏がいくら待っても来なかった。4時間遅刻でようやく北海道の現場に着いた。なぜ遅れたのかを聞くと、「ちゃんと出発時刻の5分前には空港に着いたんですけど、もう飛行機に乗れないって言われたんです」とのたまった。


昔、初めてアダルトビデオを借りて返却したときのこと。巻き戻してなかったので「ちゃんと巻き戻して返却してくださいね」と大声で注意されたあげく、全部壊れてないかチェックまでされた。その間、いい晒者にだった。変な汗をかいた。



無知とは怖い。気をつけようみなさん。