大きく育ってすみません

ミニチュア・ダックスフンドを買ったのに、大きくなった――。この犬を買った男性が自らペットショップと交渉し、半額の7万円を返してもらうことなどで決着した。犬種登録機関の社団法人ジャパンケネルクラブは「ミニチュア犬は交配で小さくしてきた。何代も前の形状が現れ、大きく育つことはありうる」と話している。


んー、どういうつもりで生き物を飼ったんだろう。昔からペットってものが理解できないオレですが、このニュースはすごくワケがわからない。

同協会が調べたところ、犬の兄弟と親、祖父母の代まではミニチュア犬であることが確認できた。男性は「1年も飼っているので手放せない」と、協会と相談しながら解決策を模索。ペットショップと交渉し、半年分のペットフードとともに7万円を返してもらったという。

なぜ半年分のペットフードと7万円で解決するんだ?大きくなりすぎて飼えなくなったのならペットショップに引き取ってもらえばいいことだし、飼い続けたいのなら黙ってりゃいいんじゃないのか?


これが秋田犬で、秋田犬には珍しいくらい大きくなったっていうのなら、おそらく問題はなかったはずだな。犬種に「ミニチュア」ってついてることが問題なんだな。小さい犬だということがウリなのに大きくなってしまった、だから欠陥品だというワケか。


自然にまかせて、そのまま甘受するってことができないのかな。それができないなら生き物を飼わない方がいいんじゃないか?

ジャパンケネルクラブでは「犬は工業製品ではないので、こういうこともある。どのように成長するかも含めて、楽しみながら育ててほしい」と話している。

品種改良、大量生産、雑多な在庫管理。一番工業品扱いしてるのは当のペットショップ業界だと思うのだが。



ついでに犬を飼っている人たちに言いたい。公園なんかでリードを外さんでくれ。いかに小型犬でも。

リードをつけるのは犬が周りに危害をくわえてしまうのを防ぐと同時に犬を守るためでもある。のびのび遊ばせたい、というのなら庭の広い家を買うなり、田舎にひっこむなりしてくれ。


この間、道路で室内犬と思われる白い小さな犬がペチャンコになってるのを見てゲンナリした。小型犬だからといってリードを外すとこういうことになる。犬を轢いた車が事故った様子はなかったので安心したが、最悪の場合は犬に驚いた車が事故ったり、歩道に突っ込んで歩行者を巻き込むという事態もあり得る。


犬を飼う人は心して欲しい。