本日の教訓

今日はちょっと遅めに帰宅した。そして、家族みんなが寝静まっていた。


以前も書いたが、こういう日は自分で晩御飯をつくることになる。


冷蔵庫をのぞいてみると、豚肉とキャベツを発見。これを炒めて塩と胡椒、そして醤油で味付けすれば立派なオカズである。


みんなの眠りを妨げないよう、静かに豚肉とキャベツを刻む。もちろん電灯も点けない。暗い中、コンロに火をつけ、フライパンに軽く油を流し込む。フライパンが温まったら豚肉を投げ入れる。しばらくしてからキャベツもぶち込む。塩と胡椒を適当にふる。一瞬強火にしたところへ醤油を軽く差し入れ、すぐに火を消す。


立派なオカズができた。


ご飯をよそい、いそいそと豚肉を口に放り込む。


この日記の常連ならもう予想がついているだろう。そう。


甘いのである。


なんですかこの甘さは。塩、胡椒、醤油。甘くなる要素は微塵もない。なのに甘い。


なぜ甘いのか。それは暗い中、最初にフライパンに流し込んだのが油ではなく、味醂だったからに他ならない。


今日の教訓はコレだ。


料理をするときは明るくしよう。


ぜひみなさんもこの教訓を活かしていただきたい。