パイレーツ・オブ・カリビアン
子どものためのクリスマスプレゼント、そして誕生日のプレゼントを買うためにトイザらスに行ったら、DVDが発売されていた。見たかったので即買ったのである。
ディズニーらしいユーモアとハッピーエンドの映画かと思ったら、ストーリーがぎゅうぎゅうに詰め込まれているし、決してハッピーエンドではないし、でけっこう見応えありました。
けっこうえげつないシーンも多いし、オトナしか理解できないストーリーも多い。特にエリザベスの揺れる心情なんかはちゃんと恋愛経験のある人にしかわかりません。ただの多情な女性だとしか理解できないでしょう。
ストーリーはかなり難解で、ネットであれこれ調べてやっと理解できた部分も多い。キャラが多いということもあるけれど、物語があれよあれよと進んでいくのでついていくのが大変でした。
個人的には一作目で敵役だったバルボッサが魅力的なサブキャラクターとして活躍していたのが楽しかった。しかもなにげに良い人になってるし。(笑)
ジャック・スパロウが好き!という人にはちょっと物足りないかもしれません。
一度見ただけでは気づかない小ネタがいっぱいあるようです。まるでバック・トゥ・ザ・フューチャーのよう。
ジャック・スパロウの父親としてローリング・ストーンズのキース・リチャーズが出演しています。これが貫祿たっぷりの大物海賊。まさに海賊。ジョニー・デップが「海賊とロッカーは似ている」と言った意味がうなずけます。
これから見る方々にちょっとアドバイスを。
サオ・フェン(チョウ・ユンファ)のところにバルボッサとエリザベスが交渉に行くシーンは表情とかをよーく見ておいた方がいいです。バルボッサがその場のアイディアでサオ・フェンをだましてます。これに気づかないと、途中でサオ・フェンがエリザベスに言うセリフの意味がわからないです。
「銀貨」の意味もミスリードです。そしてラゲッティが一作目からずっと自分に合ってない義眼をしている理由がここでやっと明らかになります。え、そうだったの?って。
まだ見てない人はぜひ1〜3を通して見ることをおすすめします。
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