作った人がわかりません

今週の月曜日に納品された基板。さっそくソフトを焼いてレッツゴー!

予想通りトラブルの大連チャン。

A/Dから64点データを取ったら最初の4点に無茶苦茶なデータが入ってる。それを指摘したら「じゃ、68点取って最初の4点を捨てればいけますよね?」とおっしゃる。自分の方を直す気ナッシングである。

アホか。読み捨てる4点分の時間、無駄なんだよ。そのせいで実質のサンプリング周波数が落ちるんだよ。性能落ちちゃうんだよ。ちゃんと読めるようにしてくれ。って言ったら「でも、68点読むだけで問題なく動きますよね?」とおっしゃる。

動くだけじゃダメなんだよ、性能の問題なんだよ。特に低周波のときにすごーく問題になるんだよ。って言ったら「じゃ、低周波のときだけ検波処理を工夫すれば見かけのサンプリング周波数は落ちないようにできますよね?」とおっしゃる。

そういう工夫を入れるために費やされるオレの工数分の金は誰が払ってくれるのかね。というと「いや、簡単ですよ。半波のデータを反転させて一波分にして、計算すれば同じ結果が得られますよ。簡単ですよ。」とおっしゃる。

どんなに簡単であろうとコードを書いてテストする工数は決してゼロじゃないんですし、そんなことしたらS/N比の問題が出てくるでしょ。S/N比が悪くなる可能性があるからイヤです。と言ったら「いやーでもそれが一番簡単なんですけどねぇ」とおっしゃる。


性能が悪くなろうとオレをただ働きさせようと、自分が楽になるのならなんでもいいのか、このハード屋わ。


いいんだろうな。(T_T)


こないだも「これ、D/Aに0x700入れたら5V出力のはずですよね?でも2.6〜2.7Vしか出てないんですけど」って言ったら「どうしてですかねぇ〜。わかりません。」と呑気におっしゃる。


作ったオマエが言っていいセリフじゃねーんだよベイベっ!


この日記を「基板業者」で検索したらこのハード屋がいかに無能かがわかりますよみなさん。

さらに「社長」で検索したらオレの取引先の社長さんがいかに笑えるかもわかります。