システム論にハマった記憶

そういえば昔、士郎正宗のせいでシステム論にハマった記憶がある。

攻殻機動隊の英語名や映画の題名にもなった「GHOST IN THE SHELL」はアーサー・ケストラーの著作「機械の中の幽霊(The Ghost in the Machine)」からの引用で、攻殻機動隊本編の内容にもこの著作からの影響があちこちに見てとれる。

機械の中の幽霊 (ちくま学芸文庫)

機械の中の幽霊 (ちくま学芸文庫)

攻殻機動隊の内容で理解できない箇所が多々あったので「機械の中の幽霊(The Ghost in the Machine)」を買いに走ったのを覚えている。

ちょうどその頃、次世代のシステム論としてオートポイエーシスが脚光を浴びていて、すぐにそちらにも手を出した。

オートポイエーシス―第三世代システム

オートポイエーシス―第三世代システム

読んではみたもののうまく消化できないまま、色即是空空即是色みたいな心境に陥ってしまってそのままになってしまっている。

今ならうまく呑み込めるかな。


ちなみに攻殻機動隊については

映画『マトリックス』にインスピレーションを与えたことも有名である。『マトリックス』の監督・ウォシャウスキー兄弟は「『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を実写でやろうと思って作り始めた」と公言している。同作の製作開始当初、難解な世界観の理解に苦しむスタッフたちに本作の吹替え版ビデオテープを配り、「このアニメを実写にするんだ」と言ったという。
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 - Wikipedia

なんてことを知ってると興味が出るかも。