オリガ・モリソヴナの反語法

オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)

オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)

米原万里さんの唯一の小説だそうです。

この小説の中で一番印象に残ったのはエレオノーラだった。歴史の濁流に呑み込まれ、流されながら自分の命を守るだけで精一杯なエレオノーラ。

エレオノーラがジーナに残した最後の告白が記憶に残る。