権利というものを再考する

最近、いろんなメディアで著作権が取り上げられているせいか、著作権に対して過敏になっている人をよく見かける。

バックアップのためにコピーしてるのに「違法じゃないですか?」とか、オレが作ったソフトをコピーしてあげたら「これ、友達にも使わせてあげたいんですけど、大丈夫ですか?」とか。

えぇい、オレが作ったソフトなんだから、友人にコピーしてあげるなり、ネットにアップするなり、CDに焼いて売って儲けるなりなんなりしてくれぃ!

そのくせ平気でレンタルCDをCD-Rに焼いてたりする。よくわからん。


ちょっと手間だが、以下のページを読んでみてもらいたい。

「文化を保存する試みの失敗について。」

SIGHTに掲載された山形浩生氏の記事である。

この一文を読んでまだ著作権を守るためにも無断で保存するのはダメだと考える人は、自分が近視眼的な思考しかできていないことを反省してもらいたい。権利というものがどんな存在なのかを理解できていないことを自覚してもらいたい。