WHISKYとWHISKEY
ウィスキーのスペルって二種類あるのはなんでだっけと思い、検索したらやっぱりありました。
ネット万歳。
「無用知識袋」ってサイトにありました。辰の巻の128番です。
でもね、『「wisky」と「wiskey」の二つのスペルがあり』って書いてあるんですよね。実はオレもスペルに自信がありませんでした。
以下の四つのスペルが考えられます。
- wisky
- wiskey
- whisky
- whiskey
強制休憩中なのをいいことに、ちょっと調べてみました。
すると「*WISKYとWISKEY*」なんてエントリーのあるブログを発見。
実は、日本で結構ポピュラーに出回っている「Eがない」ウィスキーはスコットランドで作られる「スコッチウィスキー」系が多いのです。スコッチの特徴は、「ビート香」を用いており、独特な香りがあります。 「Eのある」ウィスキーは、アイルランドで作られる「アイリッシュウィスキー」なんです。元祖のウィスキーは、このアイリッシュから始まったそうです。こちらは「ビート香」が無い分、飲みやすさがあるとのこと。
だそうです。なるほど。
さらにこんなサイトを見つけました。
(3)上掲の日本文のうち、11.に見える「ウイスキー(whisk(e)y)」を正しく綴れなかった学生は54名中、10名(20.3%)もおり、彼らのほとんどはそれをwiskeyまたはwiskyと綴った。
やっぱりhは必要の模様。
インターネット翻訳の王様バイリンガルV5で引いてみました。(一番最初に辞書を引くべきだったと気づきましたがお遊びなので気にしない方向で。)
whis・key
- [名]
[U] [種類・個々には [C]] ウイスキー 《★[綴り] 《米・アイル》 では whiskey, 《英》 では whisky とつづる; また 《米》 では国産品には whiskey, 輸入品に whisky とすることもある》
〜 and water 水割りウイスキー
a glass of 〜 ウイスキー1杯
Two 〜s, please. ウイスキーを 2 杯下さい.
【ゲール語「(命の)水」の意】
「《★[綴り] 《米・アイル》 では whiskey, 《英》 では whisky とつづる」というところがさきほどのブログの記述と一致します。アイリッシュだけ特別扱いなんですね。
whiskyを引くと「whiskeyを見ろ」と出ました。
wisky、wiskeyはやはりありませんでした。
おもしろいのでさらに調査続行。
googleで各スペルを検索してみると以下のような結果に。
wisky の検索結果 約 349,000 件
wiskey の検索結果 約 256,000 件
whisky の検索結果 約 7,070,000 件
whiskey の検索結果 約 10,400,000 件
wisky、wiskeyは意外と多いスペルミスのようです。
あれこれ調べなくても得られたであろう結論がさっくり出て、有意義な休憩となりました。