私の夢

sa10kazu氏からドリームバトンなるものを回していただいた。

今、熟慮中。そういえば昔、オレは何になりたかったのだろう。


今、心の中に浮かぶのは若かりし頃のオヤジだ。間違ったことが大嫌いで、そのくせ自分のころしか考えてなくて、月の数万円の小遣いから80万円の貯金をひねり出したオヤジだ。

オレがオヤジと普通に話せるようになったのはいつからだろう。笑い合えるようになったのはいつからだろう。オヤジにぶん殴られたのはいつが最後だろう。


オレは今のオヤジの子どもでなかったら、どうしようもない人間になっていただろう。オヤジは特別な人間じゃない。普通のオッサンだ。

でもオレは父親がオヤジ以外の人間だったらどうしようもない人間になっていたような気がする。

今、コンピュータ関係の仕事をしているのも、小学生のオレに高校生でも難解であろう内容の本を買ってきたオヤジのせいだと思う。小学生の分際でオレは二進数を理解してた。補数も理解してた。ブール代数もおぼろげながら理解してた。

オヤジがオレに投げつけてきてたものを、オレは受け止められていたのかな。


オレは小さな頃、ウルトラマンになりたかったんだ。