新生俺様の心得その一 こういう人になろう

オレは庇を支えていようと思う。

あの人は完全無欠な人じゃない。なのに完全無欠のように振る舞い、疾走していく。そして華麗にヘッドスライディングを決めるようにぶっ倒れる。

いくら無心に走り続けていても、どうしても気力が出てこない日もあるだろうと思う。ワケもなくさみしくなる日もあるだとうと思う。


オレは休みたくなったときに休める庇を支えていようと思う。他にも庇は数あるだろうけれど、ちょうど手近にあるのがオレの庇のときもあるでしょう。そういうときに使ってください。


そんなものがあるんだということだけ、知っておいてください。心置きなく疾走してきてください。いってらっしゃい!