トンデモなのはどっち

問題のニュースは26日午前零時半(日曜深夜)からの「JNNニュース」。25日の向井さんの講演を取り上げ、「生みの親より育ての親。分娩(ぶんべん)しただけの人が親といえるでしょうか」という発言を放送した。
この向井発言に、視聴者の一部が猛反発。「『分娩しただけでは、母とはいえない』とは、何てひどい言い方をするんだ」など、多くの抗議が寄せられたという。


TBSの報道にまったく問題がないというわけでもないけれども、向井亜紀自身の言ってることがトンチンカンだからどう編集してもちゃんと伝わらないと思う。


そもそも向井亜紀の言ってることやってることは単なるワガママ電波だから、どうしようもない。


代理出産してもらって、これから育てようという人間が育ての親を名乗る神経もわからないし、自分に都合の悪い情報を巧妙に遮断する狡猾さも見ていて気持ちが悪い。


おそらく向井亜紀は無意識でこれらのことをやっているのだとは思う。子供のために自らの正義を振り回しているのだと思う。しかし世間に垂れ流していい類の正義ではない。分別のできていないゴミ袋を捨てた人の家の前にまき散らすのと同じ類の迷惑な正義だ。あからさまな独善だ。


日本の法では代理出産で産まれた子は実子として認められないことは、代理出産で産んでもらう前から知っていたろう。それを今になって何をヒステリーを起こしているのか。


だいたい向井亜紀の主張は感情論で凝り固まっていて、見苦しい。他の人のことをまったく考えていない。なぜ日本の法が代理出産では実子と認められないのか。どうして産んでおいて施設に預けっ放しの親がいるのか。そういう親は向井に非難されてしかるべきなのか。なぜ虐待が起こっているのか。そこに向井の出番はあるのか。


向井は早く自分がワガママを言っているだけの駄々っ子なのだと気づくべきだ。