地獄のような生活

恵一ちゃんが通っていた保育園は今年1月上旬、顔や足にあざや傷などがあるのを発見し、虐待の可能性があるとみて、昭和区役所に通報。同市の児童福祉センターなどは虐待と判断、保育園などと会議を開き、保育園側が家庭を訪問するなど対応に乗り出したが、施設への保護などの措置をとっていなかった。  同センターの池内徹所長は「緊急を要するケースとは考えなかった」としており、対応の在り方が問われそうだ。


この子が死ななかったとしよう。しかしこの子には「顔や足にあざや傷などが」あったわけだ。そのような暴行を受ける日々だったわけだ。


そのような暴行を受けてでも、母親と一緒に生活することが大事だったのだろうか。児童福祉センターは暴行を受ける日々でもその子は幸せだと考えたのだろうか。


こういう事件のたびに思うが、児童福祉センターというのはどういう意義を持った組織なのだろうか。どのような判断基準を持っているのだろうか。