意外と工夫のない医学の世界

このため、女性看護師(23)が主治医の男性医師(28)に電話連絡。その際、男性医師は、抗不整脈剤「塩酸ベラパミル」の半アンプル(1ミリ・リットル)を生理食塩水に溶かして点滴投与するよう指示したが、看護師は「半(はん)」を「3(さん)」と聞き違え、男性患者に3アンプル(6ミリ・リットル)を投与したという。


口頭で指示するときは工夫しないとこういう事故が起こります。


少なくともオレの周りではBは「ビー」Dは「デー」Tは「テー」と言います。書くときはゼロには斜線、O(オー)には ^ をつけて区別できるようにします。IとYがいまいち聞き分けにくいんですが、Iのときは「アイマイミーのアイ」、Yのときは「エックスワイジィーのワイ」と言います。1時は「いちじ」、7時は「ななじ」です。


こういう工夫は無線の世界でもありますね。「アルファ ブラボー」ってヤツ。


他の業界でもあるでしょう。


なぜ「半アンプル」なんて曖昧な言い方したんでしょうね。医学界には口頭指示を間違えない工夫はないのか?




とか大きなことを言ってるオレですが。つい「あれをさ、こうしとってよ。わかるやろ?」と電話で言ってしまったりはします。






わかるワケない。