新たな一歩

アニメ映画「ファインディング・ニモ」で知られる映画製作会社ピクサーは29日、製作・配給で提携していた娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーとの関係を解消すると発表した。


今までのピクサー作品はディズニー色に染められていて、DVDを買っても本編より付録の小品アニメの方が質が高かったりしました。枷の外れたピクサーの作品がどうなるのか、今から楽しみです。


ディズニーのアニメ、いい加減予定調和なストーリー展開をどうにかした方がいいぞ。安心して楽しめるから、子供向けだってことは分かってるんだけど、そろそろ大人から見た子供観から脱却した方がいい。


子供は大人が思っているより賢くて理解力がある。楽しさだけの作品じゃ飽きられるし、予定調和が当然といった世界観を持った子供が増えかねない。*1悲しさも苦しみもちゃんと描いた作品を作ってほしい。


はぐれた親子は必ず再会できる、努力していれば報われる、世の中に絶対悪がある、そんな幻想は必要以上に世の中にあふれている。これ以上心地よいだけの幻想を振りまく必要はないと思う。





「一日16時間働いたんだから、給料ください」と恥ずかしげもなく言うヤツがこれ以上増えませんように。

*1:アニメが原因かどうかは定かでないが、実際にそういう大人は多い。