立ち食いそばを食いながら

今日の晩御飯は立ち食いそばで済ませました。


大好きなコロッケそばと、バッテラ寿司を食べているとそば屋のオバチャンが「あ〜ダイエーが勝ったぁ!!」と叫びました。



こんなとこで日本シリーズの勝敗を知りたくなかった。



正直言えば、日本シリーズはどっちが勝ってもよかったです。正確に言えばどっちにも勝ってほしかった。



もっと正直に言えば、真っ当にチームを強くしてきた王監督率いるダイエーホークスが勝ったのは順当だな、と思ってます。


星野監督勇退日本シリーズ前に漏れたことといい、商標騒ぎを起こすことといい、阪神電鉄がスポンサーをしている限りタイガースは強くならないんじゃないだろうか。


数十年前の話ですけど、江本がプロ野球界の暴露本を出してベストセラーになったことがありました。その中で阪神球団は強くなれない理由がある、勝てない理由があるといった記述があったのを覚えています。その当時は中学生だったのでよくわからなかったのですが、今はすごく納得できます。

確か巨人のV9時代の話で、巨人と阪神がリーグ優勝を競り合っていたときのこと。巨人は激励会を開いた上で優勝したら報奨金を出す約束までしたそうです。阪神は激励会は開いたのですが、一人ビール一本の渋ちん激励会だったそうです。もちろん報奨金の話なぞまったく出ず。これがそのまま士気に影響したのか阪神はそこからコロコロ負けて巨人の優勝を許したそうです。


1週間くらい前にテレビで野村元監督のインタビューをやっていました。その中で野村氏は「阪神というチームはね、子供なんですよ。プロフェッショナル意識というものがまったくない。どうしようもありませんでしたね。」と語っていた。これはそのまま球団トップの悪い体質を表しているように思えてなりません。


それでも今年の阪神タイガースはすごかった。星野監督には感謝したい。こんなにプロ野球が楽しめたのは十数年ぶりです。お疲れさまでした。ダイエーホークスも日本一おめでとう。