ピントがずれてる

病院は事故直後に内部調査委員会を設けた。その過程で、医師らが大学の倫理委員会に手術の承認申請をしていなかった事実が判明。落合院長は「事前に手術することが把握できていれば、経験者を立ち会わせるなどきちんと対応できる態勢にできたかもしれない」と悔やんだ。


いや、違うだろう。事前に把握できていれば、と悔やむんじゃなくて、まず把握できてなかった自分の落ち度を悔いて詫びるべきだろう。

倫理委員会に申請していないことを、(診療行為を統括する)診療部長が知らなかった。

知らなかった、じゃなくてなぜ知らなかったんですか。問題はそこでしょう。



こんなガキが院長してたら、そりゃ医師も暴走するわな。


東京慈恵会医科大学付属青戸病院(東京都葛飾区)で手術を受けた男性が死亡し、担当した斑目(まだらめ)旬容疑者(38)ら医師3人が業務上過失致死容疑で逮捕された事件で、3人が手術前に、許可する権限を持つ泌尿器科の診療部長(52)に対し「腹腔(ふくくう)鏡手術をやってみたい。自分たちで研究したい」と求めていたことがわかった。


最初から人体実験のつもりだったみたいですね。医学素人のオレでも倫理委員会の承認がなぜ必要か理解できるんだが。なんで現場の医師がそれを理解してないんでしょうか。その原因が知りたいです。

高度な技術が必要とされる「腹腔(ふっくう)鏡下手術」について、落合院長は「難しい手術で実績を積むことは大学、教育病院の使命だと思う」と手術の意義について強調した。しかし、「患者の同意書もなく難しい手術を行うのは人体実験では」と質問されると、「心外だが、手術がずさんだったことは否めない。病院にシステム上、大きな欠陥があって事故が起きたと思う」と話した。


病院のシステムに問題があったのはもちろんですが、院長さん自身が最大の欠陥のようです。早期対応を期待します。