すっごい名作なのかも

もやしもん(1) (イブニングKC)

もやしもん(1) (イブニングKC)

昨日、ハマってますと書いた「もやしもん」ですが何度か読み直すうちにとんでもない名作なんではないかと思い始めました。


まず菌たちがかわいい。これだけでまずツカミはオッケーです。


よーく読んでると、人間たちのストーリーもいい。みんなちゃんと悩んでて、マンガなのにそんなこと説明してくれない。だけど悩んでる。「嫌われないように生きるのって大変だけど 嫌われないように生きてるってバレたら嫌われちゃうよ?」とか「いいじゃねェ?隠し事なんて生きてりゃまた作れるさ」なんて素敵なセリフも飛び出してくる。


背景になってる大学生活もリアルだ。オレは大学には行ってないけど、「あぁ、大学の日常ってこんなんなんだろな。」と納得してしまうリアルさがある。毎日が祭りで、毎日が退屈で、友達のことで悩んで、突き放して、あきらめて、でもゴールの見えないまま行動しちゃう。無意味なネタで大騒ぎして、小さな冒険して、日常に帰る。


こんなに心休まる世界観のマンガって、少ないよ。


そしてオレは、「もやしもん」に出てくる女性キャラたちに囲まれてみたいとしみじみ想うのだ。


またもや蛇足。このマンガ、遊び心いっぱいです。単行本のオビ外したり、裏表紙見てみたり、次巻予告を見てみたりしましょう。