鉄道マニアだらけの殺人事件

月館の殺人 上 IKKI COMICS

月館の殺人 (下)??

このマンガ、上巻が出たときに下巻が出たらイッキ読みしよう、と思っていた。それがやっとかなった。

原作が綾辻行人、作画が佐々木倫子。綾辻行人は推理小説をあまり読まないので知らないが、そんなオレが名前を知っていたということは売れっ子なんだろう。佐々木倫子はあのシベリアンハスキーブームを巻き起こした「動物のお医者さん」を描いていた人だ。

シリアスな推理物かと思ったら、全編にわたって佐々木ギャグ満載。淡々とボケとツッコミが繰り返される。そして最後はお決まりの大どんでん返し。なかなかおもしろかった。

登場人物のほとんどがテツ(鉄道マニア)。鉄道への愛情をこれでもかこれでもかと開陳してくれる。オレもある意味オタク気性なので気持ちはわかりますが、わかりたくありません。

そして最後には小野不由美がチラッと登場。（笑）

私はこの作品のおかげで鉄道マニアがちょっとだけ好きになりました。