バカはバカだと自覚がない故にバカなのである

これは愚痴です。聞きたくない人はスルーでお願いします。


さて、久々に社長の登場です。縁を切ったはずなのに、なぜか大いばりで「仕事をくれてやる」みたいな大きな態度でまたタダ働きしろと仰せです。どこまでバカなのか見当がつきません。


以前作った機械は1kHz〜400kHzくらいの周波数で動くことを前提に作られています。今回、それを4MHzで動かしたいというお客さんが出現しました。400kHzと4MHz。10倍違うわけです。

社長さん、これを納期二週間で受けてらっしゃいました。あらまービックリ。もちろん価格も二週間分です。さらにビックリ。

どんな状況かというと、普通の自動車にF1のエンジンを積むような話だと思ってください。ちゃんと動かすにはブレーキやタイヤ、サスペンション… 要するに全部代えなきゃ動かないわけです。あっはっは。最初からF1カー作ろうよ。


ところが社長さん、400kHzの数字を4MHzにするだけで動くと思ってらっしゃるようで、「すぐやろ?」とかのたまってらっしゃる。シンプルイズベスト。

「そんなの無理です」というと「なんでや!お客さんは二週間以内に欲しいって言ってるんや!間に合わんかったら頭下げんといかんやないか!」とおっしゃる。


知らねーよ。頭下げてこい。


さらに「ワシばっかり頭下げてて、疲れるわ」とのたまう。開発陣に何の相談もなく、勝手に無茶な話を受けておいて、何を愚痴ってんのかサッパリである。なぜ間に合わないかの事情を話しても、理解してくれない。


F1の話を例に出して説明したが、これまた理解しない。というか理解する気がない。


オレ「エンジンだけF1にしてもまともに動かないですよね?」
社長「じゃあタイヤもブレーキも代えたらいいだけやないか」
オレ「そんなことしたら二週間じゃ無理ですよね」
社長「前から動いてる機械を元にして改造するんやからそんなにかからへんやろ?」
オレ「だから、全体的に改造しないとならないんですよ。そんなことするくらいなら、最初から作った方が早いし安上がりで確実ですよね?」
社長「ワシに最初から作る費用を出せというのか!?」


と、ここで怒り始めてしまう。話がまったく通じない。


以前から人の話を聞かない人ではあったけれど、ここ2年くらいでかなり症状が悪化してきて、みんなぼけ始めてきてるんじゃないかとささやきあってます。


社長さん、どうなるんだろうなぁ…


もう知らんけど。