大事なモノを守るために
またマンガ。「岳」っていう山岳レスキューのボランティア、島崎三歩の物語。
- 作者: 石塚真一
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命とどう向き合うか。かなり重いテーマのマンガです。でもこのマンガで描かれる答えは重くない。誰でも背負える。
二つの事故が同時に起こったとき、助けられるのは一方だけ。どうやって選ぶのか。
断崖絶壁を登っていると、手を伸ばせば届くほどのすぐそばを友人が墜ちていく。どうするのか。
こんな選択肢を突きつけられることは、生きていれば何度かあることだ。大事なものが手からこぼれ落ちそうになっている。まだ手の中にあるけど、失われることが確かになっている。そんな辛さにどう向き合えばいいのか、坦々と描かれている。
答えを出すことから逃げることだけはしたくない。だから、今から答えを用意しておきたい。そのヒントをこのマンガがくれました。
誰もが山を登ってる。