ヘベレケの第一歩
行ってまいりました、神戸まで。sa10kazuさんのお誘いで連れて行っていただいたお店の名は「BAR Main Malt」。
席の数は11ほどのカウンターだけのバーですが、ウィスキーの数は尋常ではない。
入って店内を見回しただけでクラクラしました。
空間をこれでもかと使い切って並べられているバックバーは圧巻でした。
メニューにはシングルモルトの図鑑かと思わせるだけの名前が並んでいました。本気でメニューと格闘してたらいつまで経っても最初の一杯をオーダーできない。とりあえずウィスキーを吟味する時間が欲しかったので、先日買おうかと考えていたオーバンを頼みました。世界チャンピオンに挑戦する新人ボクサーの心境でした。(この時点でKO負け確定)
また呑んでみたいウィスキー、一度味わってみたいウィスキー、出会うことはないだろうと思っていたウィスキー...
全部ありました。
ハーレムであります。
思いました。場所が三宮でよかったと。こんな店が毎日行ける場所にあったら破産します。冗談じゃありません。
タリスカーのオールドボトル、グレンモーレンジのFINO SHERRY WOOD、カリラの27年。
連れてきてくれたsa10kazuさんとは喋りすぎず、呑みすぎず、そーっと時間が流れていました。
いつも笑って呑むばかりのオレですが、何も飾らずに、笑いもせずにただただワガママにウィスキーを楽しみました。sa10kazuさんは「酒友」と呼びたい数少ない知己です。出会えたことを感謝します。
この日のことをsa10kazuさんも日記に書いておられます。そして過分にほめていただいておりますので、Bar-ya常連の方々におきましてはぜひとも少しそこらへんを見習ってくださいますよう伏してお願い申し上げます無理だろな。