キロメガテラペタエクサゼタヨタ

ちょっと単位の接頭語について整理。

呼称 記法 由来
1000^{1} キロ ギリシャ語で1000を意味するχίλιοι(khilioi)
1000^{2} メガ ギリシャ語で「大きい」(great)という意味のμέγας(megas)
1000^{3} ギガ ギリシャ語で「巨人」を意味するγίγας(gigas)
1000^{4} テラ ギリシャ語で「怪物」を意味するτέρας (teras)
1000^{5} ペタ ギリシャ語で「5」を意味するπέντε(pente)
1000^{6} エクサ ギリシャ語で「6」を意味するἕξ
1000^{7} ゼタ イタリア語で「7」を意味する"sette"に由来する(ラテン語の"septem"、フランス語の"sept"という説もある)
1000^{8} ヨタ ヨタが正式に定められる前、イタリア語で「8」を意味する"otto"(ギリシャ語の"ὀκτώ"(okto)とする説もある)に由来するオタ(otta)という接頭辞が非公式に導入されていた。8は、10^{24}1000^{8}だからである。しかし、ottaではその記号が"0"(ゼロ)とまぎらわしい"O"(オー)になってしまうことから、ottaを変形したyottaが導入されることとなった。

※ 由来についてはWikipediaから引用しました。


さらにウンチクを広げるためにWikipediaの「数量の比較 (データ)」のページを見るとまた楽しい。

100 テラビット ≒ 1.5 × 10^{14} ビット = 米国議会図書館の情報の総量(全てがデジタル化された場合)
1 エクサビット ≒ 1.6 × 10^{18} ビット = 世界の印刷物の情報の総量


ヨタ(Y)なんて使うことないな。


なんて思ってたら使う羽目になるんだろうな。