屍鬼・読了
4巻はちょっと中弛みの感がありましたが、5巻は猛スピードの展開でした。4巻中ほど〜5巻を一晩で読んでしまいました。
以下、ネタばれ注意。
で、最後まで読んでの感想。
律子さん・ラヴ。
であります。自分をエゴイストだと罵ることで他人を肯定するところなんざ男前であります。律子さんはどう死んでいったんだろうか。律子さんを殺した村人を責められる存在はあるんだろうか。
そして敏夫。敵を騙して、読者すら騙して一気に事態を動かすところが男前であります。
1巻の最初ですれ違った車はやはり、静信と沙子だったのかな...
エンディングはイマイチ納得いかず。なんでそこに都合よく沙子と静信がいるんだ?なんのために?
それだけが頭に疑問符として残ったけれど、「屍鬼」が最高のエンターテイメントだったことは間違いないです。隊長ありがとう♪最高のバースデープレゼントでした。
- 作者: 小野不由美
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/02/28
- メディア: 文庫
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