若い内に出会っておきたい本

うしろすがたのしぐれて行くか
"そこで、この日記を読んで下さっている諸兄にお願いです。なんか推薦図書を挙げては頂けますまいか?無論基準は何よりご自身が読まれて感銘を受けた作品ということですが、できましたらいまどきの高校生に薦めてやれるもの、容易に入手可能なものを。簡単な推薦理由や売り文句、出版社名など添えて頂けたなら無上の幸せ。更に目論みとしてはなるべく幅広い作品を挙げたいと思ってます。最近の作品、エンターテイメントから、海外の作品、所謂名作と呼ばれるものまで。また文学作品に限定する必要もないと思っています。"

若いうちに読んでおきたかったと思う本がいくつかあるので、それを勝手に紹介したいと思います。ただし、オレの趣味ですから哲学・数学・科学方面の本ばかりです。(笑)


ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)

あまりにも有名なファインマン氏の自伝的エッセイ集。退屈な日常も、好奇心で切り取れば冒険となる。そして「こんな悪ガキがノーベル賞を取ったのか」と驚かされる。楽しすぎるファインマンさんです。

はじめての構造主義 (講談社現代新書)

はじめての構造主義 (講談社現代新書)

何の予備知識がなくても読めます。むしろ変な予備知識は必要ない。「構造主義」という考え方を理解できたときには世界が広がった感覚を味わったものです。

政治の教室 (PHP新書)

政治の教室 (PHP新書)

政治とは、結果だけ見て失敗をあげつらって悪口言ってればいいってわけじゃありません。人が同じ場所に二人以上いれば、そこには「政治」と呼ばれるものが発生します。どの選択肢を選ぶのが一番いいだろうか。どの選択肢を採るかどうやって決めるのがいいだろうか。
現代の私たちは「民主主義」と呼ばれるシステムで運営される社会に生きています。それは当たり前のことをいっぱい積み重ねて作り上げられたものです。決して無縁のものでも、雲の上のものでもない。それを知る一冊です。


すぐ出てきたのはこれくらい。高校生をターゲットにすると難しいね。