Wisdom of Crowds
「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)」の中で予測市場に触れている章がある。個人的にはこの章が一番おもしろかった。
予測市場の機能の是非については詳しくないのでおいておく。
ただ、本当に予測市場がほぼ正しく機能して、意志決定システムとして信頼できるものだとしたら、民主主義がまた一歩進化するんじゃないか。
民主主義の最大の欠点は衆愚政治に陥る可能性を持つことだとよく言うけれど、それを克服することができるんじゃないか。
ただ市場が正しく機能するためにはあらゆる情報がオープンになっている必要があるけれど。
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予測市場についてメモ。
民主主義にはマイノリティをどのように救済するかって問題もあるけれど、これも「全体による量的な投票」*1で解決できるのかもしれないな。詳しくは割愛。
*1:一人一票ではない。