メールという便利なツール

 月刊誌『人格・社会心理学会ジャーナル』に発表された最近の研究によると、私が電子メールのメッセージの意味合いを正しく捉えている可能性は50%しかないという。この研究ではまた、人は受信する電子メールの意味合いを、90%まで正しく解釈していると考えていることもわかった。

実際、友人とメールで打ち合わせをするとほぼ確実に誤解している部分が含まれています。急ぎでもないのに急用を差し置いてまで返事をくれたり、すごく大事な用事なのに置き去りにされたり。

記事中にあるように、本気なのか皮肉なのかわからない場面も多いです。

電話なら話す調子やそれまでの流れで判断できることがほとんどですが、メールは情報量が少なすぎて判断に困るときが多い。

誤解を無くすには相手が何を知っていて何を知らないかをよく考えてメールを書く必要がありますが、それ自体限界がありますし全部を書いていられないという事情もあります。

せめて「一つのメールには一つの用件」というルールは守りたいのですが、それすらもなかなか守れないものです。


オレはできるだけ電話するようにしていますが、電話できない状況も多く、難しい問題ではあります。