日本酒が盛り上がれば

去年一年、非常に多くのお酒を楽しむことができた一年だった。sa10kazuさんのおかげでもあり、西中島の居酒屋・ちゅう兵衛のおかげでもある。

最近は焼酎が流行っていて、日本酒は肩身が狭い。焼酎をズラッと並べたお店は見かけるが、日本酒をズラリと並べたお店は数少ない。

もちろんおいしい日本酒が安く手軽にいろいろと楽しみたいがために、日本酒が盛り上がってほしいだけだが、もっといろんな人に日本酒の魅力に気づいてほしいとも思っている。


船瀬俊介という人が日本酒に関するおもしろいコラムを書いている。

タイトルは「安心・安全を守る消費スタイル」。その中で日本酒を取り上げている回がある。添加物まみれの日本酒への批判、吟醸酒の衰退、淡麗辛口から旨い酒へ、と急ぎ足だけれどかなり読ませるコラムだ。

確かに一時期の日本酒は淡麗辛口ばかり謳っていたが、最近はいろんな日本酒が出てきていて、とても楽しい。船瀬俊介氏の『現代は、日本酒がかつてないほど「うまい」のに、「日本酒史上最も売れない」という不思議な時代なのだ。』という意見はまったく同感だ。

しかしまだまずい日本酒は普通にスーパーに並んでいる。しかも安いから売れるようだ。そんな日本酒はひどく甘くて、喉を刺す。それが日本酒だと思っている人はけっこういるんじゃないだろうか。


日本酒がキライとか苦手という人はぜひ純米酒を試してほしい。そして日本酒の魅力に気づいてほしい。


今年はいろんな人に日本酒を勧めてみたい。そして日本酒をともに楽しめる友人を増やしたいと思っている。




...正月らしいオチがつけれてヨカッタ。