JAZZとの接点

sa10kazuさんがJAZZ好きということを思い出して、自分のJAZZ歴を思い起こしてみた。「JAZZ歴」などと呼べるほど大層なものではないのだが。


昔、住み込みで新聞配達していた頃、近所に今ではもう絶滅寸前のジャズ喫茶があった。喫茶店のくせに禁煙で、ブレンドコーヒーが1000円もするえらくタカビーな店であった。日頃はジャズのレコードをかけているのだが、週末はアマチュアのジャズ愛好家が集まってジャムセッションをやったり、ライブをやったりしていたようだ。


月給8万円のオレに、コーヒーに1000円を出す余裕はない。あるはずがない。だが夏休みになると学校までの定期を買う必要がなくなったので、これ幸いにとそのお金で一度だけそのジャズ喫茶に行った。


汚い安物のTシャツにすそがオイルまみれの作業ズボンで入ってきたオレを特に愛想よくもなく平然と席に案内してくれた。木目が黒く光るスピーカーは完全にオレとは異世界の代物だった。整然と並べられたレコード、プレイヤー、アンプ、スピーカー。ここは客をもてなす場所ではない。マスターが自分の欲しいものを並べる場所だ。


何の曲が流れていたのかはわからない。でも初めて触れたジャズは心地よかった。確かに耳は音楽を聞いているのに、意識は音楽に向かずぼーっとしていた。オレはその場の空気に溶けていたような気がする。


それから気が向いたときにはたまにジャズのCDも買うようになった。


ちょっと気になって自分の持っているCDをチェックしてみた。どのくらいあるんだろうか。


CDラックに「大江戸捜査網オリジナルサウンドトラック」なんていうCDがあった。大江戸捜査網のテーマは名曲だなウン。


閑話休題
以下、オレの持ってるジャズのCD。

(順不同)


CDショップがつけたPOPを見てか、ジャケットで買ったものばかりだ。一番よく聞いていたのはMJQのConcorde。なぜか理由もなくよく聞いていた。


去年はWeather Reportをよく聞いていたけれど、アレはジャズなのか?5枚くらいCDあるんだけど。




年に一度の頻度でJAZZに惹かれる時期があるようだ。今年は何だろう。