今やるとこだったんだよ!

25、26両日には、浅田社長と作業員らが防疫服にマスク姿で生きている鶏の出荷作業を続けた。 社長も7000羽が死んだ26日夕、「もう明日(27日)届けるぞ」と同農場で叫んでいた。鶏の大量死を知らせる匿名電話が入ったのは、その夜だった。

浅田秀明社長の胸中にはおそらく「届け出ようと思っていたところなのに」という思いがあると思います。


しかし経営者などのリーダーには迅速な判断と行動が求められます。


ここ数日問題になっている森ビルの回転ドア事故についても、三和タジマや三和シャッター工業、森ビルの担当者は同じことを思っていることでしょう。「改善しようと思っていたところなのに。」


しかしそれは甘えでしかありません。

もともと天災。うちは発生源でなくて感染源や。うちが事を起こしたんではない。まさか告発の対象になるなんて。


事がここに至っても浅田社長は問題が何なのかわかっていません。創業者の息子であるというだけで能力がないのに社長になってしまった悲劇の人でもあります。


血筋だけで責任ある立場についてしまう人がいる。肩書を目指して登ってしまった人がいる。何が大事なのか、何が本質なのかを知らないままで。


日本の不況が長引く主因はこれではないでしょうか。