かわいいかわいいキャラクターグッズ?

26日午後8時55分ごろ、東京都目黒区目黒本町4丁目、会社員三田信明さん(39)から「子供2人が風呂場で倒れている」と110番通報があった。三田さんの長男乃有(のあ)ちゃん(2)と長女有音(あのん)ちゃん(7カ月)が、水を張った浴槽に浮いており、間もなくでき死していることが確認された。


子供二人の冥福を祈ります。


事件とは何の関係もないんですが、この事件の子供二人みたいな名前を見るとどうしても親に嫌悪感がわいてきてしまいます。本当に子供を一個の人間として見ているのかどうか、疑問に思ってしまうんです。


ペットとか人形と同じ感覚で捉えてないか?


どういう感覚で子供の名前を付けたんだろう。オレはおそらく年齢の割りには古風な感覚の持ち主です。だから理解できないだけかもしれません。


オレは自分の子供の名前を決めるのに、三カ月かかりました。重視したのは覚えてもらいやすいこと、親しみやすいこと、そして何より自分の願いを込めた名前であること。子供自身が誇りを持てる名前をあげたかった。



昔、英語に慣れるために毎日英語でチャットしていた。シンガポールの人が日本語を覚えたいと言ってアクセスしてきたので、お互いに教えあっていた。そのとき、子供の名前の意味を教えた。漢字には文字自体に意味があること、そして子供の名前の漢字にはオレの願いがこめられていることなんかを教えた。


シンガポールの人はほめてくれた。その子にはきっと良い人生が待っているよ、と言ってくれた。向こうの人はけっこうなんでもほめるんだろうし些細なことなんだけれども、すごくうれしかった。


きっとこの先、オレには何もできない場面が子供に訪れることがあるだろう。オレのせいで悲しんだり、悔しい思いをすることもあるだろう。そんなとき、子供は自分で乗り越えてくれるだろうか。イヤなことや悲しいこと、辛いこと、悔しいこと、困ったことにオレ自身が出会ってきたように、子供もまたいろんな出来事に出会うだろう。いろんな経験をするだろう。それを乗り越えるだけの力を育んでくれるだろうか。


子供は親の所有物ではない。一個の人間だし、親には何もできないことも多い。親の意志に背くこともあるだろうし、親はただ願うしかない場面も多い。


この事件の親は、子供が自分の所有物でも分身でもないということを理解してただろうか。この事件の子供の名前には願いはこめられていたんだろうか。



そんなことを思った。