差別を叫ぶ人達のうさんくささ

大阪市内で開かれている大相撲春場所の土俵上での知事賞授与を、太田房江大阪府知事が女性であることを理由に拒否されたのは性差別だとして、大阪市NPO法人が23日、太田知事を相手に、春場所への公金支出差し止めと、昨春の知事賞にかかった費用など約76万円を府へ返すよう求める住民訴訟を大阪地裁に起こした。


こういう人達を見ると悲しくなります。憲法を盾にすればなんでも肯定されると思っているのだろうか。


以前にもこの日記で書いたように、大相撲の世界というのは一般人の立ち入ってはいけない特殊な世界。大相撲に関わる人達は一般人としての人生を切り捨てて大相撲という現在と、何百年という歴史を背負っているのです。オレ自身は大相撲なんてどうでもいいです。しかし特殊な世界の中で生きている人達に一般人の良識を押し付けようとは思いません。


公的支出があるのも、日本で国技として認知されていること、古来なら行なわれてきた神に捧げる儀式という背景があるからでしょう。


公的支出が違憲であるとするなら、国技として認知すべきではない、守るべき文化ではないと主張すべきでしょう。性差別だのなんだの、ちゃんちゃらおかしい。男女差別という概念がない昔から行なわれてきて文化となっているものに対して、現在の良識を押し付けようとしているNPO法人「子どものための民間教育委員会」とやらは、現在しか眼中にないあまりに近視眼的な団体と言えます。こんな団体に未来を担う「子どものため」の活動をしてほしくありません。



何よりうさんくさいのは、「大相撲」をターゲットにしていることです。オレにはただの売名行為にしか見えません。