地獄の黙示録 完全版
地獄の黙示録完全版を見ました。昔見たときは「なんじゃこの映画は」と思いました。途中で寝たし。
今回見て、初めて理解できたことが山ほどあります。映画でしかできないことをしてる映画ですね。
ワーグナーの「ワルキューレの騎行」を流しながらの強襲シーンは震えました。自分の中に狂気が芽生えているのがわかりました。何が狂気で何が正気なのか。登場人物が全ては狂気に支配されているように見えて、実は「自分自身から沸きだす正気」に満ちている。
画面いっぱいに漂う死の匂いの中で狂気が生を支えている。そんな風に感じました。
見終わった後、一番思ったこと。
キルゴア大佐が主人公の映画を作ってくれ。
題名は「RETURN MY SURFBOARD TO ME」あるいは「LOOKING FOR MY SURFBOARD」