ダーツのアクセサリーとしての活用

ダーツって、かっこいいアイテムだと思う。でも意外とアクセサリーとして活用できない。


部屋に飾るにしても、コップやペン立てに差してあるだけで、ダーツ自体のフォルムが見えない。ダーツボードに刺しておくというのもあるけれど、それじゃボードが必要になるし、ボードはけっこう高価だ。


携帯電話のストラップにするには大きすぎるし、キーホルダーとしても活用しにくい。


アクセサリーとして活用できる幅が広がれば、ダーツってもう少しメジャーになれると思うんだ。


安価でシャレたダーツスタンドとか、ダーツケース、キーホルダーや携帯ストラップにできる小物なんかをもっと開発すべきじゃないかな。


あるいは基本的な戦略に呼びやすい名前をつけて普及させるとか、19を狙うのが得意な人につけるあだ名とか。フライトの形状にも呼称をつけるべきだ。こういったコミュニケーションツール*1をどんどん作るという手がある。今は海外の用語をそのまま輸入してるだけだから、英語そのものだ。これじゃ定着しない。麻雀みたいに日本独自の用語をどんどん作らないと。


初心者向けにはカウントアップを勧めているみたいだけど、あれはまだ初心者には難しい。もっと手軽なゲームを用意しておけば、もっと多くの人に手をつけてもらうことができるはず。1roundだけのカウントアップがあってもいいだろう。1本だけの勝負もあっていいと思う。



なんでこういう話をするかっていうと、こういった幅のある広がり方をしないと、世の中に定着しないと思うんだな。ダーツを楽しむ人達から見れば邪道に見えるかもしれないけれど、幅広く定着しないと、ダーツ屋さんは経営が苦しくなるし、ダーツ関連のツールを作っているメーカーも儲からない。量が売れなければ必然的にツール類が高価にならざるを得ないし、開発も進まない。一方的に廃れていくのを傍観するしかなくなるんだよな。

今はオレも熱心にダーツしに行ってるけど、今のお店がもしなくなれば、おそらくダーツをしなくなると思う。遠出してダーツできるほど暇じゃない。


流行るにはおもしろいだけじゃダメだ。おもしろさを発見してもらう機会が数多くあってこそ、世の中に定着する。そういう意味で、ダーツは今のままじゃすぐ廃れるだろうな、と思ってしまう。廃れてしまえばダーツができる所も減って、ますます廃れる。物好きの趣味でしかなくなる。


今のままでは現状を維持する、という選択肢はあり得ない。流行り方が中途半端だ。ダーツ屋も少し売上が上がっているだろうけれど、夕立のお湿りで満足していてはまた廃れるだけだ。


まぁ、ここまでの話は全部、「オレがダーツしやすい環境になりやがれ」ってのがその本質なんだがな。

*1:言葉もツールだ